Day 1

開催日時:2022年1月22日土曜日 9:15 – 13:30

Day 1は学生から臨床医まで「臨床研究に興味のある初学者」が対象です。「そもそもなぜ臨床研究を行うのか?」から始まり、演者らの失敗談などを踏まえ、どのように研究を行っていくかを考えます。また、近年は医学生がインターンや研究活動を行なっていますが、彼らの経験を聞く機会は限られています。そこで、「医学生がインターンや臨床研究を行う上で良かった点や困った点」に関する座談会を開催します。学生はもちろん、若手のリクルートの参考にしたい先生方にもおすすめです。

特別講演では、UCLA准教授の津川友介先生をお招きし、「インパクトのある臨床研究」をどのように考えるかをお話いただきます。

タイムテーブル

時間講演テーマ演者
9:15-9:201. Opening session
9:20-9:502.   なぜ臨床家が臨床研究を行うのか?臨床の疑問を研究に落とし込む中島幹男
9:50-10:203.   臨床研究の環境を整えよう〜メンター探しとメンティーの心得〜後藤匡啓
10:20-10:504.   臨床研究失敗経験談 〜私はこれで失敗しました〜後藤匡啓
中島幹男
中西信人
10:50-11:205. 学生セッション:医学生がインターンで臨床研究? from TXP Medical Interns後藤匡啓
齋藤朱花
柴田潤一郎
藤森遼
11:20-11:35  ―休憩&TXP社の説明:TXP Medicalが目指すこと―園生智弘
11:35-12:056.    研究のためのデータベースをどうやって作っていくべきか園生智弘
12:05-12:357. 研究計画書の書き方と研究費申請のコツ劉啓文
12:40-13:258. 特別講演:インパクトのある臨床研究を目指して
(オンデマンド配信なし)
津川友介

演者一覧

特別講演演者

津川友介(Tsugawa Yusuke)MD, MPH, PhD
Associate Professor, University of California, Los Angeles

東北大学医学部卒、ハーバード大学で修士号および博士号を取得。聖路加国際病院、世界銀行、ハーバード大学勤務を経て現職。著書に『原因と結果」の経済学』、『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』『世界一わかりやすい 「医療政策」の教科書』など。

講演演者

園生智弘(Sonoo Tomohiro)MD
Chief Executive Officer, TXP Medical
東京大学医学部卒。救急科専門医・集中治療専門医。臨床業務の傍ら、急性期向け医療データベースの開発や、これに関連した研究を実施。自身で開発した救急医療情報システムNEXT Stage ERを中心に事業化し2017年8月、TXP Medicalを創業。医療現場における適切なITの活用に関して学術界・産業界に積極的な発信を続けている。

後藤匡啓(Goto Tadahiro ) MD, MPH, PhD
Chief Scientific Officer, TXP Medical
福井大学医学部卒。救急専門医取得後、ハーバード大学公衆衛生大学院修士課程に進学すると同時にマサチューセッツ総合病院救急部にて臨床研究に従事。帰国後は東京大学大学院にて研究を行い、現職。著書に臨床研究論文作成マニュアルや『僕らはまだ、臨床研究論文の本当の読み方を知らない』等。

中島幹男(Nakajima Mikio) MD, MPH, PhD
臨床研究指導者, TXP Medical
医学博士、公衆衛生学修士、日本救急医学会専門医・指導医・評議員、日本内科学会専門医、日本呼吸器学会専門医、社会医学系専門医・指導医、日本臨床疫学会臨床疫学専門家。20年の臨床経験を生かし、専門分野を問わず、臨床医が臨床医のための研究をできることをミッションとする。著書に『胸部X線カゲヨミ : 異常陰影なしと言い切るために』等。 

中西信人(Nakanishi Nobuto)MD, PhD
臨床研究指導者, TXP Medical

救急専門医、集中治療専門医。急性期の呼吸管理、リハビリ、集中治療後症候群(PICS)などが専門。筋萎縮ゼロプロジェクトでクラウドファンディングを行い、現在は筋萎縮の予防の基礎・臨床研究を行なっている。

劉啓文(Liu Keibun) MD, PhD
Clinical Research Manager, TXP Medical
東京慈恵会医科大学卒業後、済生会宇都宮病院で初期研修を行い、前橋赤十字病院、高度救命救急センター、集中治療科救急科にて後期研修。同病院で救急専門医取得し、自治医科大学救急医学講座で博士を取得。現在The Prince Charles Hospital、Critical Care Research GroupのPostdoctoral Research Fellowとして臨床研究および基礎研究に従事。

学生セッション(TXP Medical Interns)

斎藤朱花(Saito Ayaka)
東京大学医学部医学科

救急医療や医療政策に興味・関心があり、TXPのデータを用いて研究を行っている。

柴田潤一郎(Shibata Junichiro)
東京大学医学部医学科

東京大学大学院医学系研究科法医学で研究(GANでCT画像解析の異常検知)。現在はTXPのデータを生かし、プレホスピタルや敗血症に関する研究を行っている。

藤森遼(Fujimori Ryo)
東京大学医学部医学科
ScoutyでDjangoを用いたWeb開発、リクルートにてReactNativeを用いたアプリ開発、小田急電鉄とMaaSアプリ開発、DeepEyeVisionにて画像分類器による眼底画像診断支援システムの開発など。AIアプリケーションの研究開発、特許申請などに携わっている。


参加申し込みはこちら

Day 1のみ:https://txp-research-festa-day1-od.peatix.com/view

Day 2のみ:https://txp-research-festa-day2-od.peatix.com/view

Day 3のみ:https://txp-research-festa-day3-od.peatix.com/view

全日程チケット:https://txp-research-festa-full-od.peatix.com/view